風便り〜ながるるまま〜

ランチのあとは京都国立博物館へ。

いま京都国立博物館では特別展覧会として「京都御所ゆかりの至宝〜甦る宮廷文化の美〜」をされています（今月22日まで）


チケットをいただいたので観にいきました。

博物館についてびっくり
30分待ちの入場制限で150人ほどの列〜！
警備の方が20人づつ入場させてました。

いよいよ入館。
第一章から第八章にテーマが分けられ京都御所ゆかりの品々が展示されていました。
歴代天皇の遺宝、仏教、桂離宮の装飾品、装束、工芸、障子絵、障壁画などなど多数・・・
すべてを見おわったのは二時間半後・・・
途中の休憩所ではぐったり座る年配者多数・・・

展示品には魅入りました。
国宝の後鳥羽天皇像は平安時代の作品。
平安時代の絵が残ってるのはほんと感慨深いです。

興味もつ場所は人それぞれ違うと思いますが、私が特に魅入ったのが桂離宮の装飾品。
柱の釘かくしに引手のお洒落なこと！！
我が家も日本家屋なので柱に釘かくしはありますが、普通の菊です。
しかししかし〜桂離宮の釘かくしは季節の花などがデザインされ（うまくことばで表現できません(^o^;）色もついていて華やか！
（写真二枚目の看板の中央下にあるのが釘かくしです〜）
引手もかわいいんです！
（引手とは襖をあけるとき手をかけるとこです）
花桶に季節の花があしらわれたデザインの引手。
桶の部分が手をかけるとこでした。
これ欲しい〜笑

宮廷装束にも魅入りました。
絹の生地に細かい織り模様が。
手作業の織りは時間も手間もかかるのに、細かい模様がたくさん入っていてため息ものでした。

あとは南禅寺所有の狩野永徳の襖絵！！
南禅寺に重要文化財の狩野永徳の襖絵があるのは知っていましたが、本物をみるのは初めてだったので感激しました。
狩野永徳は桃山時代の画壇の巨匠で後継者も多数いて、後々まで狩野派として活躍されてた一派ですよね。
私もここ数年で興味をもったばかりで詳しくないので、今回は永徳の息子の襖絵があったり江戸時代までの宮廷の襖絵などが展示されていて障子絵、障壁画の歴史もよくわかり楽しく見れました。

すばらしい展覧会でしたが、二時間半立ち続けはめちゃ疲れた〜
出るコロには喉が痛く・・・どうやら疲れからか風邪をもらってしまったようです(^o^;

　　　　　　　　　　　　歴史ある本物の作品はやっぱりすばらしいですね！